新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠、結局どう使い分ける?初心者向けにやさしく整理
新NISAを調べていると、
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠が出てきます。
すると、
「結局どっちを使えばいいの?」
「両方使ったほうがいいの?」
「商品は分けたほうがいいの?」
と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事を読むと、2つの枠の使い分け方が初心者の方にもわかりやすくなります。
そもそも新NISAの制度全体をまだ整理できていない方は、先に「新NISAとは?」を読むと全体像がつかみやすいです。
まず結論:初心者向けのシンプルな使い分けはこれです
最初に結論をまとめると、こう考えるとわかりやすいです。
✔ 結論
- 土台はつみたて投資枠
- スポットで購入したいときは成長投資枠
- 商品は無理に分けなくてもOK
成長投資枠も便利ですが、最初から両方を完璧に使い分けようとしなくても大丈夫です。
まずは毎月の積立を安定して続けられる形を作って、そのうえで必要があれば成長投資枠も考える。これで十分です。

2つあると、最初からちゃんと使い分けないとダメな気がするね。
そんなことはありません。まずは続けやすい形を作るほうが大切です。
つみたて投資枠と成長投資枠の違い
大きな違いは、買える商品の幅です。
つみたて投資枠は、長期・積立・分散投資に向いた一定の投資信託が対象です。
一方、成長投資枠は、投資信託に加えて、個別株やETFなどにも使える枠です。
つまり、初心者がコツコツ積み立てる土台として考えやすいのがつみたて投資枠で、
より自由に商品を選びたいときに出番があるのが成長投資枠です。
ただ、ここで大事なのは、枠が違うからといって、無理に商品まで分けなくていいということです。
つみたて投資枠では投資信託が中心になるため、そもそも投資信託の仕組みを整理したい方は「投資信託とは?」も参考になります。
同じ商品を両方の枠にあてるのも自然です
成長投資枠とつみたて投資枠は、役割が少し違うだけで、必ず別の商品を買わなければいけないわけではありません。
同じ方向性の商品を、両方の枠で持つ考え方も十分ありです。
たとえば私は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で積み立てています。
これは特別なことではありません。
NISAは“枠”が違うだけで、商品に別々の役割を無理に持たせる必要はないからです。
投資の方向性が同じなら、同じ商品を使うほうが管理しやすい場合もあります。

えっ、枠が違うなら、商品も分けたほうがいいのかと思ってた。
そうとは限りません。同じ商品を両方の枠で使うのも自然な考え方です。
オルカンやS&P500がどんな商品なのかをもう少し詳しく知りたい方は、「全世界株式とは?」「S&P500とは?」も参考になります。
どちらを中心にするか迷う方は、「オルカンVS S&P500」を読むと、自分に合う考え方を整理しやすいです。
どう使い分けると考えやすいか
毎月コツコツ積み立てたい人
この場合は、まずつみたて投資枠中心で考えるのが自然です。
最初から相場を読もうとしすぎず、毎月一定額を積み立てていく形は、初心者にも続けやすいからです。
追加で入れたいお金がある人
この場合は、
毎月の積立はつみたて投資枠
スポットで購入したいときは基本的に成長投資枠
と考えるとわかりやすいです。
じゃあ、毎月の積立とは別に、今月ちょっと多めに買いたいときは成長投資枠ってことだね。
そうですね。定期的な積立はつみたて投資枠、思い立ったときの追加購入は成長投資枠、と考えるとわかりやすいです。
個別株やETFもやってみたい人
この場合は、成長投資枠を使う場面が出てきます。
つみたて投資枠は積立向きの投資信託が中心ですが、成長投資枠は個別株やETFにも使えるので、選べる幅が広くなります。
成長投資枠ではETFも選択肢に入ってきます。投資信託との違いが気になる方は、「ETFとは」をあわせて読むと違いが整理しやすいです。
初心者はこの3ステップで考えればOKです
迷ったときは、この順番で考えると整理しやすいです。
① 無理なく積み立てられる金額を決める
まずは、毎月いくらなら無理なく続けられるかを決めます。
大事なのは、制度を使い切ることより、続けられることです。
積立額の決め方で迷う方は、「積み立て投資、いくらを設定するのがベスト?」もあわせて読むと考えやすくなります。
② その金額をつみたて投資枠で積み立てる
まずは積立の土台を作ります。
ここがいちばん大事な部分です。
③ 余裕があれば成長投資枠も使う
追加で買いたいときや、個別株・ETFにも広げたいときに成長投資枠を考えます。

使い分けっていうと、すごく難しそうだったけど、順番で考えるとわかりやすいね。
はい。最初から全部を使いこなそうとしなくて大丈夫です。
よくある勘違いとその答え
両方の枠を使うなら、商品も分けたほうがいい?
そうとは限りません。
もちろん、枠ごとに別の商品を選ぶ考え方もあります。
ただ、同じ商品を両方の枠で持つ使い方もありますし、似た方向性の商品でそろえる考え方もあります。
大事なのは、自分が理解しやすく、続けやすい形かどうかです。
両方の枠を使わないともったいない?
必ずしもそうではありません。
NISAは便利な制度ですが、無理に投資額を増やして生活が苦しくなると続けにくくなります。
まずはつみたて投資枠を中心に、自分のペースで進めれば十分です。
成長投資枠は初心者には早い?
そんなことはありません。
成長投資枠は、使える商品の幅が広い枠です。
ただし、初心者の方は最初から無理に使わなくても大丈夫です。必要になったときに考えれば十分です。
こんな人はこう考えるとわかりやすいです
毎月1〜3万円くらいを積み立てたい人
まずはつみたて投資枠だけでも十分です。
毎月の積立とは別に、追加でも買いたい人
スポット購入は成長投資枠と考えると整理しやすいです。
投資信託だけでなく、個別株も少しやってみたい人
成長投資枠を一部活用する形が考えやすいです。
新NISAでどの商品を選べばよいかまで迷っている方は、「新NISAで迷ったらこれ」もあわせて読むと次の一歩が決めやすくなります。
まとめ
成長投資枠とつみたて投資枠は、どちらかが上というより、役割が少し違う枠です。
初心者の方なら、
- まずはつみたて投資枠で土台を作る
- スポットで購入したいときは成長投資枠で考える
- 商品は無理に分けなくてもいい
この考え方で十分です。
成長投資枠とつみたて投資枠を同じ商品にあてるのも、問題ありません。
制度をきれいに使い分けることよりも、自分が迷いにくく、長く続けやすい形を作ることのほうが大切だと思います。


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