昭和の地方都市を舞台に、ベテラン刑事と若手刑事の対比を描いたハードボイルド映画『虎狼の血』を観ました。
暴力や血の描写が多く、少しグロいシーンもありますので、苦手な方はご注意ください。
それぞれの正義を貫こうとする刑事たちの姿には引き込まれます。
- 作品名：孤狼の血
- 公開年：2018年
- 監督：白石和彌
- 原作：虎狼の血
- 出演：役所広司（大上章吾）、松坂桃李（日岡秀一）、江口洋介（尾谷組若頭）ほか
- ジャンル：刑事・ヤクザ・ハードボイルド
- 視聴方法：U-NEXT（配信状況は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。）
📖 あらすじ(ネタバレなし)
舞台は広島の架空都市・呉原。
地元の暴力団・尾谷組と、新たに進出してきた加古原組が一触即発の緊張状態にある中、加古原組関連の金融会社社員が失踪する。
加古原組が事件に絡んでいるとみた新人刑事・日岡秀一（松坂桃李）と、暴力団との癒着の噂が絶えないベテラン刑事・大上章吾（役所広司）は、共に事件の捜査にあたる。
💡 感想(ネタバレなし）
- ベテラン刑事の生きざま： 厳しさと覚悟、正義感、時には犠牲もいとわない大上の姿は胸に強く残ります。
役所浩二さんの演技が圧倒的で、漢感が強くかっこよく、映画全体の重厚感を引き締めています。 - 若手刑事の成長物語： 初めは未熟で頼りなかった日岡が、現場での経験を通して精神的に強くなっていく様子は感動的です。
特に松坂桃李さんの演技力が光っていて、迷いや葛藤、成長の過程を自然に体現していました。 - 演技力、緊迫感ある演出、カメラワークの迫力も見どころで、映画全体のリアリティを高め、飽きさせない。
⭐ 総評
- 総評：⭐️⭐️⭐️⭐️☆（3.8/5）
- ストーリー★★★★☆
- 演技：★★★★★
- キャラクター★★★★☆
- 映像・演出：★★★☆☆
📝 まとめ
ハードボイルド映画や刑事ドラマが好きな方には特におすすめです。
暴力や血の描写が多いので苦手な方は注意してください。
ベテラン刑事の覚悟と若手刑事の成長の物語に心を動かされる、濃密な作品でした。
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