【結論】レバナスはあり?なし?長期投資目線で本音を整理します
「レバナスって、結局ありなんですか?」
SNSでは「爆益」という言葉が並び、
一方で「危険」「やめておけ」という声も見かけます。
レバナスは、
“爆益”と“危険”が同時に語られる、誤解の多い商品です。
この記事では、
長期投資家の視点から、本音で整理します。
※そもそも投資信託の仕組みが曖昧な方は、
👉 投資信託とは?初心者でもわかる仕組みと選び方
を先に読むと理解が深まります。
結論から言います。
私は“なし”です。
ただし、条件付きで“あり”になる人もいます。
私も本気で検討したことがあります。
でも“増える速さ”より“戻れる確率”を選びました。
レバナスとは?仕組みをわかりやすく解説
レバナスとは、NASDAQ100指数の値動きの約2倍を目指す投資信託の通称です。
代表的な商品は
iFreeレバレッジ NASDAQ100。
連動対象は米国ハイテク企業中心の
NASDAQ-100指数です。
👉 NASDAQ100が気になる方は
ナスダック100は魅力的?長期投資目線で考える
も参考になります。
最大の特徴はここです。
👉 日々の値動きを2倍にするよう毎日調整される(日次リバランス)
“2倍になる”と聞くとシンプルに見えますが、実際は毎日レバレッジを2倍に戻すよう調整されています。
上がった日は買い増し、下がった日は売却する――これを機械的に繰り返します。
この“毎日調整”が、
・上昇には強く
・横ばいには弱く(逓減しやすい)
・暴落後の回復が遅くなる
というレバナス特有のクセを生みます。

“2倍になる”と聞くと簡単に感じますが、
実際は毎日調整される仕組みです。
ここを理解せずに買うのは少し怖いと思っています。
レバナスは「あり」と言われる理由
① 上昇相場では圧倒的なリターン
指数が+20%なら、理論上は+40%近い値動き。
強い相場では、資産増加のスピードは非常に速いです。
② 少額でも効率よく増やせる
レバレッジにより、同じ元本でも大きな値動きを取れます。
レバナスが「危険」と言われる理由
ここからが本質です。
① 下落時のダメージが大きい
指数が−20%なら、理論上は−40%近い下落。
暴落時のスピードは想像以上です。
② 下げた値を戻すのに時間がかかる
ここが最大のポイントです。
▼ 50%下落
→ 元に戻るには【+100%】
▼ 70%下落
→ 元に戻るには【+233%】
下落率と回復に必要な上昇率は対称ではありません。
下落後の元本が小さくなるため、回復にはより大きな上昇が必要になります。
| 下落率 | 元に戻るために必要な上昇率 |
|---|---|
| −20% | +25% |
| −30% | +43% |
| −50% | +100% |
| −70% | +233% |

数字で見ると重いですよね。
私はこの“戻るまでの時間”を考えたとき、
レバナスをコアにするのは違うと感じました。
含み損に不安になる方は
👉 含み損は「損」なのか?
も読んでみてください。
③ 長期積立との相性
レバレッジ型は横ばい相場で基準価額が削られる傾向(逓減)があります。
レバナスは“短期で大きく動く商品”。
私の投資方針は“長期で淡々と積み上げる”。
この2つは、根本的に相性が良くありません。
私は基本的に
👉 インデックス投資とは?
を軸にしています。
さらに
👉 積立投資は「退屈」だからこそ勝ちやすい
という考え方です。
④ 信託報酬が高い
レバナスは、通常のインデックスファンドと比べて 信託報酬(コスト)が高めです。
・S&P500やオルカン:0.1%未満
・レバナス:0.9%前後
長期で積み立てるほど、 この差はじわじわ効いてきます。
日次リバランスによる逓減(横ばいで削られること)と合わせて考えると、 「長期で持ちっぱなし」に向きにくい理由のひとつです。
【結論】レバナスはあり?なし?
私の答えは「なし」です。
・回復に時間がかかる
・精神的負担が大きい
・長期投資と相性が悪い
私は“退場しないこと”を最優先にしています。
爆発力より、生き残ること。
コア資産として選ぶなら、
👉 S&P500とは?
や
👉 全世界株式(オルカン)とは?
のほうが再現性が高いと考えています。
実際の運用例はこちら
👉 新NISA26か月目の運用実績公開
ただし、こんな人には“あり”
✔ 50%下落しても売らない自信がある
✔ 3年含み損でも積立を続けられる
✔ 値動きを毎日見ないタイプ
✔ コア資産と完全に分けられる
👉 新NISAで迷ったらこれ
✔ なくなっても生活に影響しない資金
👉 生活防衛資金の考え方はこちら
正直、私は無理です。
だから選びません。
長期投資で大事なのは何か
投資で一番怖いのは、値動きではありません。
感情です。
私は、
・S&P500やオルカンの積立
・レバレッジは使わない
・退屈でも続けられる形を選ぶ
刺激より、再現性。
爆発力より、継続。

私は
👉 ドルコスト平均法とは?
と
👉 複利の力
を信じています。
まとめ|レバナスは人を選ぶ商品
レバナスは強い武器です。
しかし、
勝つときは速い。
でも、負けたあとの回復は遅い。
まずは、あなたの投資方針と性格に合うかどうか。
投資は“正解探し”ではなく“自分探し”。
私は、なしです。




