📝はじめに
「投資は長期が大事」とよく聞くけれど、
5年や10年だと、実際どれくらい増えるの?
そもそも本当に5%や7%なんて出るの?
そんな疑問に答えるために、この記事では
短期〜超長期まで、数字を横に並べて比較しながら解説していきます。
さらに、
- 複利が効かない場合との比較
- 全世界株式・S&P500で年利5〜7%が「なぜ現実的なのか」
- 銀行預金と比べるとどうなるのか
ここまでまとめて見ていきます。
⚙前提条件(共通)
- 毎月同額を積み立て
- 投資対象:
- 全世界株式(オール・カントリー)
- S&P500
- 想定利回り:年5% / 年7%
- 税金・手数料は考慮しない(新NISA想定)
⏱まずは5年・10年の結果を見てみよう
▶ 5年間積み立てた場合
| 毎月の積立額 | 元本 | 年利5% | 年利7% |
|---|---|---|---|
| 1万円 | 60万円 | 約68万円 | 約70万円 |
| 3万円 | 180万円 | 約205万円 | 約210万円 |
| 5万円 | 300万円 | 約340万円 | 約350万円 |
👉 正直に言うと、5年では劇的な差は出ません。
この時点で「投資って思ったほど増えないな」と感じる人が多いです。
▶ 10年間積み立てた場合
| 毎月の積立額 | 元本 | 年利5% | 年利7% |
|---|---|---|---|
| 1万円 | 120万円 | 約155万円 | 約170万円 |
| 3万円 | 360万円 | 約465万円 | 約510万円 |
| 5万円 | 600万円 | 約775万円 | 約850万円 |
10年経つと、
元本との差がはっきり見え始めます。
ここが「投資が面白くなってくる入口」です。
🚀20年・30年になると何が起きるのか
▶ 20年間
| 毎月 | 元本 | 年利5% | 年利7% |
|---|---|---|---|
| 1万円 | 240万円 | 約410万円 | 約520万円 |
| 3万円 | 720万円 | 約1,230万円 | 約1,560万円 |
| 5万円 | 1,200万円 | 約2,050万円 | 約2,600万円 |
▶ 30年間
| 毎月 | 元本 | 年利5% | 年利7% |
|---|---|---|---|
| 1万円 | 360万円 | 約830万円 | 約1,220万円 |
| 3万円 | 1,080万円 | 約2,500万円 | 約3,660万円 |
| 5万円 | 1,800万円 | 約4,160万円 | 約6,100万円 |
時間が長くなるほど、増え方が加速する
これが複利の本質です。
30年後、あなたの月々3万円は3,600万円を超える可能性があります
🔄複利が「効かない」場合と比べてみよう
では、もし複利が効かなかったらどうなるでしょうか。
▶ 利益が増えない(単利・貯金的)ケース
「元本に対してしか増えない」と仮定します。
月3万円・30年間の場合
- 元本:1,080万円
- 年5%単利:約1,890万円
- 年7%単利:約2,350万円
👉 複利(約2,500万〜3,660万)と比べると、
数百万円〜1,000万円以上の差が出ます。
複利は
「早く始めた人ほど、後半に爆発力を持つ」
仕組みだということがよく分かります。
🌍全世界株式・S&P500で年利5〜7%は本当にあり得る?
結論から言うと、十分に現実的な数字です。
過去の実績ベースで見ると
- 全世界株式
- 実質リターン:年4〜6%程度
- S&P500
- 長期平均:年7%前後(インフレ調整後)
もちろん、
- 毎年必ず5%・7%になるわけではない
- マイナスの年もある
ただし、
20年・30年と持ち続けると「平均値」に近づいていく
というのが、株式投資の特徴です。
なぜ全世界株式やS&P500が、複利のような動きをするのか。
詳しく知りたい方はこちら。
🏦銀行に預けていたらどうなる?
ここで、銀行預金と比べてみましょう。
現在の日本では、
普通預金の金利は引き上げられつつあり、
メガバンクでも 年0.2〜0.3%程度 になっています。(2025年12月現在)
では、普通預金に月3万円を積み立てで20年間続けた場合を見てみます。
- 積立元本:720万円
- 利息:約20万円前後
- 合計:約740万円
※金利年0.2〜0.3%を想定した概算です。
20年間コツコツ積み立てても、
増える金額は数十万円程度です。
一方で、
同じ金額・同じ期間でも、年5%で運用できた場合 は、
最終的な資産は 約1,230万円 になります。
また、銀行に預けて年0.2%増えても、
もし物価がそれ以上に上がっていれば、
実質的には「お金の価値」は目減りしていることになります。
これをインフレリスクと言います。
これについては長くなるため別記事で詳しく解説しますが、
「ただ貯めるだけでは守れない資産の価値」を、投資が守ってくれるという側面もあるのです。
🛡️じゃあ投資は危なくないの?
大事なのは、
- 一括ではなく積立
- 全世界 or S&P500という分散
- 長期で持ち続ける
この3つを守ることです。
短期では上下しますが、
時間を味方につけることで、リスクは小さくなっていく
それが長期積立投資です。
✅まとめ:短期で判断しないことが、最大のコツ
- 5年では「思ったより増えない」と感じる
- 10年で違いが見え始める
- 20年・30年で世界が変わる
そして、
- 複利があるかないかで、最終金額は別物
- 全世界株式・S&P500で年5〜7%は十分に現実的
- 銀行預金だけでは、お金はほとんど増えない
投資の本質は、派手さではなく継続です。
「今できる金額で、今日から始める」
それが、未来の自分を一番助けてくれます。
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