【初心者向け】新NISAで迷ったらこれ。オールカントリーとS&P500が王道な理由

📘はじめに

新NISAが始まり、「投資を始めてみたい」と思う一方で、
「商品が多すぎて、どれを選べば良いのか分からない」
と感じている方は多いのではないでしょうか。

投資で失敗したくない。
できるだけシンプルに、長く続けたい。
そんな不安を抱える初心者の方に向けて、まずお伝えしたい結論があります。

迷ったときに“まずここから始めれば安心”と言える王道商品が存在します。

それが、

です。

⏳初心者が利益を出しやすい投資方法とは

――「長期 × 積立 × 分散」

投資初心者が最も利益を出しやすい方法は、
短期売買ではなく、長期の積み立て投資です。

理由は明確です。

相場の上下を予測する必要がない
一度設定すれば、あとは自動で続けられる
暴落時にも安く買い続けられる
時間を味方につけられる

そして、この長期の積み立て投資と非常に相性が良い金融商品が、
投資信託です。

🧺投資信託が長期積立に向いている理由

投資信託には、初心者にとって大きなメリットがあります。

積立設定ができ、管理がとても楽
100円から始められる
分散投資が最初からできる
運用はプロに任せられる
長期向けの商品が多い

そして、
オールカントリーやS&P500に投資できる投資信託の代表例が、

ｅＭＡＸＩＳＳｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）
ｅＭＡＸＩＳＳｌｉｍ全世界株式（オール・カントリー）

この2本です。

どちらも新NISAの対象商品であり、
新NISAを使って購入・積立することができます。

🔁 長期積立が有利になる3つの理由

① 複利の力が時間とともに効いてくる

毎月1万円を年利5％で20年間積み立てた場合、
元本は 240万円 ですが、運用益を含めると 約400万円以上 になります。
これは、利益がさらに利益を生む「複利」の効果によるものです。

過去の長期データを見ると、
S&P500は年平均7〜10％前後、
オールカントリーも年平均6〜8％前後のリターンを出してきました。

もちろん、これらは過去の実績であり、
将来のリターンを保証するものではありません。

それでも長期で見れば、
米国経済や世界経済全体の成長を幅広く取り込める可能性が高く、
「一時的な値動きに一喜一憂せず、積立を続けやすい」
という点は、初心者にとって大きな安心材料になります。

② 暴落時も買い続けることで平均単価が下がる

積立投資では、価格が高いときは少なく、
価格が安いときは多く買うことになります。

例えば、
株価が 100円 → 50円 → 75円 と変動しても、
同額積立を行えば平均購入単価は 75円より低く なります。

この仕組みをドルコスト平均法と呼び、
暴落は「避けるもの」ではなく、将来の利益につながる局面にもなり得ます。

③ 感情に左右されず、続けやすい

積立投資は、一度設定すれば自動で続きます。

「今は高いのでは？」と買うタイミングに悩む必要がない
暴落時に怖くなって売ってしまう、といった失敗を防ぎやすい

初心者にとって、続けやすさそのものが最大の武器です。

新NISAでは短期的な結果を求めるのではなく、
時間を味方につけた長期積立が有効だと言えるでしょう。

🌍オールカントリーの特徴

――世界全体の成長をまるごと取り込む

**ｅＭＡＸＩＳＳｌｉｍ全世界株式（オール・カントリー）**は、
先進国・新興国を含む世界中の株式に分散投資できる投資信託です。

最大の特徴は、
これ1本で世界分散が完成することです。

「どの国が将来伸びるのか分からない」
そんな不安を抱える初心者にとって、非常に心強い選択肢です。

また、オールカントリーは
構成比の約6割が米国株式です。

つまり、

世界分散をしながら
米国の成長もしっかり取り込める

という、バランスの取れた商品と言えます。

📈S＆P500の特徴

――米国の成長力に集中投資する王道指数

**ｅＭＡＸＩＳＳｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）**は、
米国を代表する大型優良企業約500社に投資する投資信託です。

米国はこれまで、

技術革新
企業成長
株式市場の拡大

を牽引してきました。

リーマンショックやコロナショックといった大きな暴落を経験しながらも、
長期的には回復し、成長を続けてきた実績があります。

「これからも米国が世界経済の中心であり続ける」と考える方にとって、
S&P500は非常に分かりやすく、信頼しやすい投資先です。

🤝共通点と新NISAとの相性

――低コストで長期積立に最適

この2商品は、新NISAと非常に相性が良い共通点を持っています。

■ 信託報酬が業界最低水準

オールカントリー：年0.05775％
S&P500：年0.0814％

数字だけを見ると差があるように感じますが、
どちらも業界最低水準で、長期投資ではほぼ同じように低コストです。

長期積立では、
「高いリターンを狙うこと」よりも
余計なコストをかけないことが重要になります。

■ 積立投資がしやすい

一度設定すれば、自動で積み立てが続きます。
相場が下がったときも、感情に左右されにくいのが大きなメリットです。

■ 少額から始められる

100円から始められるため、
「まずは投資に慣れる」という目的にも最適です。

⚠️リスクについても正しく理解する

もちろん、リスクがゼロというわけではありません。

S&P500
　→ 米国株式に集中しているため、米国集中リスクがあります。
オールカントリー
　→ 新興国を含むため、短期的な値動きが大きくなる場合があります。

ただし、
どちらも長期・積立を前提にすれば受け入れやすいリスクです。

短期の値動きを気にせず、
時間を味方につけることが前提の商品と言えるでしょう。

🧭どちらを選んでも大きな失敗にはなりにくい

世界全体に分散したい → オールカントリー
米国の成長を信じたい → S&P500
迷う → どちらか一方、または両方

初心者が新NISAで長期積立を行う前提であれば、
どちらを選んでも大きく間違える可能性は低いと言えます。
実際に私自身も、オールカントリーとS&P500の両方に投資しており、それぞれのメリットを取り込む形にしています。

✅まとめ

新NISAで投資を始める初心者にとって、
オールカントリーとS&P500への長期積み立て投資は、最も利益を出しやすい王道の選択肢です。

その中でも、

ｅＭＡＸＩＳＳｌｉｍ全世界株式（オール・カントリー）
ｅＭＡＸＩＳＳｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）

は、低コスト・長期向き・新NISA対象という点で非常に優れた商品です。

最終的に大切なのは、
**「どれだけ続けられるか」**です。

暴落時にも積立を止めない仕組みを作ることが、
新NISAを最大限活かす最大のコツと言えるでしょう。

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