新NISAで積み立てを始めるとき、こんな疑問を持つ方も多いと思います。

「毎月3万円を積み立てたら、20年後はいくらになる?」

「月5万円なら、老後資金はどれくらい増える?」

「年利3%・5%・7%では、結果にどのくらい差が出る?」

積立投資は長い時間をかけて続けるため、将来の金額をイメージしにくいものです。

そこでこの記事では、毎月の積立額・開始時の運用元本・運用期間・想定利回りを入力すると、将来の評価額を自動計算できる新NISA積立シミュレーターを用意しました。必要に応じて、途中の積立額変更やボーナス月の追加投資も設定できます。

最初にお伝えしたいこと
シミュレーションは将来を当てるものではありません。ただ、無理なく続けられる積立額や、長期投資のイメージを考える目安として役立ちます。

新NISA積立シミュレーター

毎月の積立額・開始時の運用元本・期間を入力し、想定利回りを選んでください。数字を変更すると、評価額・投資元本・運用収益とグラフが自動で切り替わります。

NEW NISA
毎月いくらで、何年後にいくら?

基本項目だけですぐ試算。必要な場合だけ、途中変更やボーナス設定を追加できます。

想定利回り(年率)
もう少し細かく試算する 使いたい項目だけチェックしてください。
将来の評価額
投資元本の合計
運用収益 評価額から投資元本の合計を引いた金額

開始時の運用元本
毎月積立の合計
ボーナス追加の合計
投資元本と評価額の推移 開始時の元本、毎月積立、詳細設定を反映した投資元本と評価額の推移です。
評価額 投資元本

※開始時の運用元本は、現行NISAで保有する商品の取得額として扱います。1月に試算を開始し、ボーナス追加は6月・12月を想定しています。年間投資枠360万円または非課税保有限度額1,800万円に達した後は、枠を超える追加投資を止めて運用だけを継続します。毎月末に積み立て、年率を12で割った月利で複利運用する単純計算です。途中売却や枠の再利用、手数料・税金・値動きは考慮していません。

シミュレーター利用上の注意
本シミュレーターは一定の利回りで運用できたと仮定した概算です。実際の投資信託の価格は毎日変動し、マイナスになる年もあります。将来の運用成果を予測・保証するものではありません。

シミュレーターの使い方

1.毎月の積立額を入力する

まず、毎月いくら積み立てるかを入力します。

入力できる金額は1,000円から30万円までです。新NISAの年間投資枠は、つみたて投資枠120万円と成長投資枠240万円を合わせて最大360万円なので、月額に直すと最大30万円です。

ただし、つみたて投資枠だけを使う場合は年間120万円、月額では10万円が上限です。月10万円を超える設定は、成長投資枠も併用する想定になります。

2.開始時の運用元本を入力する

すでに新NISAで投資している元本があれば入力します。これから始める方は0万円のままで問題ありません。

ここで入力するのは現在の評価額ではなく、購入に使った元本の目安です。このシミュレーターでは、開始時の元本も非課税保有限度額1,800万円に含めて計算します。

3.積立・運用期間を選ぶ

次に、5年から40年の中から運用期間を選びます。

積立投資は、期間が長くなるほど運用収益が次の運用収益を生む「複利」の影響が大きくなります。5年では小さく見える差も、20年・30年と続けると大きくなる場合があります。

4.想定利回りを選ぶ

年利3%・5%・7%・10%から想定利回りを選びます。

ここで選ぶ利回りは、将来の予想ではありません。「この利回りが続いたと仮定したら」という比較用の数字です。迷った場合は、まず5%を基準にして、3%と7%も見比べるとイメージしやすいと思います。

5.必要なら詳細設定を使う

「途中で毎月の積立額を変更する」にチェックすると、何年後から月いくらに変えるかを設定できます。「ボーナス月だけ追加投資する」にチェックすると、毎年6月と12月の追加額を設定できます。

詳細設定を使わない場合は、チェックを入れずにそのまま試算してください。途中変更やボーナス投資を前提にしすぎず、まずは通常の積立だけでも続けられるかを確認するのがおすすめです。

シミュレーション結果の見方

結果には、次の3つの金額が表示されます。

将来の評価額:投資元本と運用収益を合わせた金額
投資元本の合計:開始時の元本・毎月積立・ボーナス追加の合計
運用収益:評価額から投資元本の合計を引いた金額

グラフの青い線は投資元本、緑の線は評価額です。開始時の元本や途中の積立額変更、ボーナス追加も反映されます。運用期間が長くなるにつれて2本の線の差が広がるほど、複利による運用収益が大きくなっています。

月1万・3万・5万円を20年間積み立てた場合

シミュレーターと同じ計算方法で、毎月1万円・3万円・5万円を20年間積み立てた場合を比較すると、次のようになります。

毎月の積立額 積立元本 年利3% 年利5% 年利7% 年利10%
1万円 240万円 約328.3万円 約411.0万円 約520.9万円 約759.4万円
3万円 720万円 約984.9万円 約1,233.1万円 約1,562.8万円 約2,278.1万円
5万円 1,200万円 約1,641.5万円 約2,055.2万円 約2,604.6万円 約3,796.8万円

※毎月末に積み立て、年率を12で割った月利で運用した概算です。手数料・税金・インフレは考慮していません。

たとえば毎月3万円を20年間積み立てると、元本は720万円です。

年利3%なら約984.9万円、年利5%なら約1,233.1万円、年利7%なら約1,562.8万円という試算になります。

同じ毎月3万円でも、利回りによって結果には大きな差が出ます。ただし、利回りが高いほど値動きや不確実性も大きくなりやすいため、最も高い数字だけを前提に積立計画を立てないことが大切です。

年利3%・5%・7%・10%はどう使い分ける?

年利3%|控えめに考えたい場合

将来を少し慎重に見積もりたいときの比較用として使いやすい数字です。

「高いリターンを前提にしすぎたくない」という方は、まず3%の結果を確認してみてください。

年利5%|最初に見る基準

このシミュレーターでは、最初に5%を表示しています。

ただし、毎年きれいに5%ずつ増えるわけではありません。実際には大きく上がる年もあれば、マイナスになる年もあります。

年利7%|高めのケース

株式中心の運用が長期間うまく進んだ場合を考えるための、高めのシナリオです。

年利5%との差を見ると、運用期間が長いほど利回りの差が最終金額へ大きく影響することがわかります。

年利10%|かなり高めのケース

比較のために用意した、かなり高めの想定です。

10%の結果だけを見て「これくらい増える」と考えるのではなく、3%・5%・7%と見比べるために使うのがおすすめです。

大切なのは、1つの利回りを信じ切らないこと
将来の相場は誰にもわかりません。複数の利回りを試して、結果に幅を持たせて考えておくと、無理のない計画を立てやすくなります。

新NISAでは元本1,800万円が上限

2024年からのNISAでは、非課税で保有できる元本の総枠は1,800万円です。このうち、成長投資枠で利用できる金額は1,200万円までです。

また、年間投資枠は、つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円、合計360万円となっています。

制度の詳しい内容は、金融庁「NISAを知る」でも確認できます。

毎月の積立額 1年間の積立額 元本1,800万円まで 利用する枠のイメージ
5万円 60万円 30年 つみたて投資枠内
10万円 120万円 15年 つみたて投資枠を満額利用
15万円 180万円 10年 成長投資枠も併用
30万円 360万円 5年 2つの枠を満額利用

このページのシミュレーターでは、年間の投資元本が360万円、または保有する投資元本が1,800万円に達すると、枠を超える分の追加投資を止め、その後は保有したまま運用を続ける計算にしています。

実際のNISAでは、保有商品を売却すると、その商品の取得金額分を翌年以降に再利用できます。ただし、このシミュレーターでは途中売却や非課税枠の再利用は計算に含めていません。

シミュレーションどおりに増えるとは限らない

積立シミュレーションを見ると、長く続けるほどきれいに右肩上がりで増えていきます。

しかし、実際の投資はこのグラフのように一直線には増えません。

  • 株価が大きく下がる年がある
  • 為替によって評価額が変わる
  • 数年間ほとんど増えないことがある
  • 売却する時期によって結果が変わる

年利5%を選んでも、毎年5%の利益が出るという意味ではありません。長期間の平均が5%になったと仮定して計算しているだけです。

金融庁のつみたてシミュレーターでも、結果は将来を予測・保証するものではないと明記されています。

大切なのは、無理なく続けられる金額

シミュレーションでは、毎月の積立額を増やすほど将来の評価額も大きくなります。

ただし、表示される金額を大きくするために、生活が苦しくなるほど積み立てる必要はありません。

私は現在、オルカンとS&P500へ毎月15万円ずつ、合計30万円を積み立てています。

でも、これは誰にでもおすすめできる金額ではありません。収入・生活費・貯金額によって、無理なく続けられる金額は違います。

毎月1万円でも、3万円でも、長く続けられるなら十分意味があります。相場が下がったときにも続けられる金額を選ぶことのほうが大切です。

積立額の決め方については、積み立て投資、いくらを設定するのがベスト?正解は「続けられる金額」でも詳しくまとめています。

積立額を決めたら、次にやること

シミュレーターで積立額のイメージができたら、次は口座と投資商品を決めていきます。

新NISA積立シミュレーターのよくある質問

Q.開始時の運用元本には何を入力しますか?

現行NISAで、すでに商品を購入するために使った金額の目安を入力してください。現在の評価額や含み益ではなく、買付額・取得額を使います。2023年までの旧NISAや課税口座で保有する分は、この欄には含めません。

Q.年利5%なら、毎年5%ずつ増えますか?

いいえ。実際の運用ではプラスの年もマイナスの年もあります。このシミュレーターでは、長期間の平均が一定だったと仮定して計算しています。

Q.分配金や配当金は計算に含まれていますか?

想定利回りの中に含まれ、すべて再投資される前提です。分配金を受け取って使うケースは計算していません。

Q.信託報酬などの手数料は含まれていますか?

含まれていません。実際の運用結果は、保有する商品の信託報酬などによって少し低くなる可能性があります。

Q.物価上昇の影響は含まれていますか?

含まれていません。表示されるのは将来の額面金額です。同じ1,000万円でも、物価が上がれば実際に買えるものは少なくなる可能性があります。

Q.1,800万円に達した後はどうなりますか?

このシミュレーターでは追加投資を止め、NISA口座内で運用だけを続けます。実際には、課税口座で積立を続ける方法や、保有商品を売却して翌年以降に非課税枠を再利用する方法もあります。

まとめ|将来の目安を知り、続けられる積立額を考えよう

新NISA積立シミュレーターでは、毎月の積立額・開始時の運用元本・運用期間・想定利回りを変えながら、将来の評価額を確認できます。必要に応じて、途中の積立額変更とボーナス月の追加投資も設定できます。

  • 利回りは年3%・5%・7%・10%から選べる
  • 評価額・投資元本・運用収益を確認できる
  • 開始時の元本・途中の積立額変更・ボーナス追加を反映できる
  • グラフで複利の影響を視覚的に見られる
  • 新NISAの非課税保有限度額1,800万円を反映している

ただし、シミュレーション結果は将来を保証するものではありません。

大切なのは、最も大きく増える数字を選ぶことではなく、生活を圧迫せず、相場が下がっても続けられる積立額を決めることです。

まずはいくつかの金額と利回りを試し、自分に合った新NISAの使い方を考えてみてください。

PR|これから投資を始めたい方へ
新NISA・投資信託を始めるなら、
まずは証券口座の準備から
資産形成をコツコツ続けるなら、投資信託や株を購入できる証券口座を用意しておくと便利です。
最初から大きな金額を投資する必要はなく、まずは少額から始められる環境を整えておくことが大切です。
🌱
新NISA
長期投資に
📈
投資信託
積立に
🇺🇸
米国株
個別株にも
株・投資信託ならネット証券のマネックス

※投資には元本割れのリスクがあります。サービス内容・手数料・リスクなどは変更される場合があるため、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。