はじめに

新NISAで投資を始めて、29か月目になりました。

私は現在、以下の2つの投資信託を中心に積み立てています。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)※以下、オルカン
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

毎月の積立額は、オルカンに15万円、S&P500に15万円。
合計で毎月30万円を積み立てています。

この記事では、2026年5月10日時点の新NISA29か月目の運用実績を公開しながら、前月との比較や、積立投資を続けて感じたことをまとめていきます。

ハリベー

29か月目って、もう2年以上続けてるんだよね?

LCM管理人

そうですね。短期的な値動きだけでなく、積立を続けた結果が少しずつ見えてくる時期だと感じています。

新NISA29か月目の運用実績

2026年5月10日時点の新NISA運用実績は、以下の通りです。

区分投資元本評価額評価損益損益率
成長投資枠580万円768.4万円+188.4万円+32.48%
つみたて投資枠290万円384.2万円+94.2万円+32.48%
合計870万円1152.6万円+282.6万円+32.48%

※金額は見やすさを優先し、小数点第1位までの万円単位で表示しています。

新NISA29か月目時点で、投資元本は870万円、評価額は約1,152.6万円となりました。

評価損益は約+282.6万円です。

損益率は**+32.48%**となっており、現時点では大きな含み益が出ています。

ハリベー

含み益が280万円以上になってるんだね!

LCM管理人

はい。ただし、これはあくまで2026年5月10日時点の評価額です。相場によって評価額は大きく変わるので、良いときほど落ち着いて見ておきたいです。

銘柄別の運用実績

銘柄別に見ると、以下のようになります。

銘柄投資元本評価額評価損益損益率
オルカン435万円581.8万円+146.8万円+33.75%
S&P500435万円570.8万円+135.8万円+31.21%
合計870万円1,152.6万円+282.6万円+32.48%

今回は、オルカンの損益率が+33.75%、S&P500の損益率が+31.21%となりました。

どちらも大きくプラスですが、2026年5月10日時点ではオルカンのほうが少し高い損益率になっています。

ただし、これは一時点での結果です。
1か月後、半年後、1年後にはまた違った結果になっている可能性があります。

ハリベー

今回はオルカンのほうが少し上なんだね。

LCM管理人

そうなります。ただ、短期間の成績だけで優劣を決めるのではなく、それぞれの特徴を理解して持ち続けることが大切だと思っています。

オルカンとS&P500の違いについては、こちらの記事でも詳しく整理しています。
オルカンVS S&P500|迷ったら読むべき比較記事

毎月30万円の積立は継続中

私は現在も、毎月30万円の積立を続けています。

内訳は以下の通りです。

オルカンS&P500合計
つみたて投資枠5万円5万円10万円
成長投資枠10万円10万円20万円
合計15万円15万円30万円

29か月目も、これまでと同じく毎月30万円の積立を継続しました。

投資元本は、前月の840万円から870万円に増えています。

相場が上がっているときも、下がっているときも、基本的には同じ金額を積み立てています。

タイミングを細かく当てようとするのではなく、仕組みで続けることを大切にしています。

積立額は人によって正解が違います。無理なく続ける金額の考え方は、こちらの記事で整理しています。
積立投資、いくらを設定するのがベスト?正解は「続けられる金額」

成長投資枠の運用実績

成長投資枠の運用画面|2026年5月10日時点

成長投資枠では、オルカンとS&P500にそれぞれ290万円ずつ投資しています。

銘柄投資元本評価額評価損益損益率
オルカン290万円387.9万円+97.9万円+33.75%
S&P500290万円380.5万円+90.5万円+31.21%
合計580万円768.4万円+188.4万円+32.48%

成長投資枠全体では、投資元本580万円に対して、評価額は約768.4万円となりました。

評価損益は約+188.4万円です。

成長投資枠だけでも、かなり大きな含み益が出ています。

ただし、成長投資枠は投資額が大きい分、相場が下がったときの評価額の減少も大きくなります。

プラスが大きいと安心感はありますが、下落リスクも忘れないようにしたいです。

成長投資枠とつみたて投資枠の違いや使い分けについては、こちらの記事で詳しく整理しています。
新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠、結局どう使い分ける?

つみたて投資枠の運用実績

つみたて投資枠の運用画面|2026年5月10日時点

つみたて投資枠では、オルカンとS&P500にそれぞれ145万円ずつ投資しています。

銘柄投資元本評価額評価損益損益率
オルカン145万円193.9万円+48.9万円+33.75%
S&P500145万円190.3万円+45.3万円+31.21%
合計290万円384.2万円+94.2万円+32.48%

つみたて投資枠全体では、投資元本290万円に対して、評価額は約384.2万円となりました。

評価損益は約+94.2万円です。

つみたて投資枠だけでも、含み益が90万円を超えています。

毎月コツコツ積み立ててきた結果が、少しずつ大きな金額になってきたと感じます。

28か月目との比較

前回の28か月目と比べると、全体の数字は以下のように変化しました。

項目28か月目29か月目増減
投資元本840.0万円870.0万円+30.0万円
評価額1,025.9万円1,152.6万円+126.7万円
評価損益+185.9万円+282.6万円+96.7万円
損益率+22.13%+32.48%+10.35pt

29か月目は、投資元本が30万円増えた一方で、評価額は約126.7万円増えました。

そのため、含み益は前月より約96.7万円増加しています。

28か月目は、前月と比べて含み益がやや減る月でした。
しかし、29か月目では評価額・含み益ともに大きく伸びる結果となりました。

ハリベー

先月は含み益が少し減ってたけど、今月はかなり増えたんだね。

LCM管理人

これも積立投資のリアルな動きだと思います。減る月もあれば、大きく増える月もあります。

前回の運用実績はこちらで公開しています。
新NISA28か月目|オルカン&S&P500に毎月15万円ずつ積立した運用結果

積立投資は毎月きれいに増えるわけではない

今回の29か月目だけを見ると、かなり順調に見えるかもしれません。

評価額は1,100万円を超え、含み益も280万円以上になっています。

ただ、積立投資は毎月きれいに右肩上がりで増えるわけではありません。

前月のように含み益が減る月もあります。
逆に、今回のように大きく増える月もあります。

大切なのは、1か月ごとの結果だけを見て、投資方針を大きく変えすぎないことだと思っています。

相場が上がったから強気になりすぎる。
相場が下がったから怖くなって売ってしまう。

このように感情で動きすぎると、長期投資を続けるのが難しくなります。

含み益が増えると心理的な余裕は出てくる

新NISAを始めたばかりのころは、少し評価額が下がるだけでも気になっていました。

「このまま下がったらどうしよう」
「今買って大丈夫だったのかな」
「もっと安くなってから買えばよかったかも」

このように感じることもありました。

しかし、29か月積み立てを続けてきて、少しずつ投資への慣れも出てきました。

特に、ある程度の含み益があると、多少下がってもすぐに元本割れしにくくなります。

私はこれを、含み益バリアのように感じています。

もちろん、含み益があるから絶対に安心というわけではありません。

大きな暴落が来れば、含み益が減ることもありますし、場合によっては元本割れする可能性もあります。

それでも、最初のころと比べると、心理的な余裕は少しずつ出てきたと感じます。

含み益があることで投資が少しラクに感じる理由は、こちらの記事でも詳しく書いています。
含み益バリアとは?|投資が急にラクになる“見えない安心感”の正体

評価額が増えると、値動きの金額も大きくなる

投資を続けていると、評価額そのものが大きくなっていきます。

これは嬉しいことですが、注意点もあります。

それは、同じ下落率でも、投資額が大きくなるほど金額のインパクトが大きくなることです。

たとえば、5%下落した場合を考えてみます。

投資額5%下落した場合
10万円5,000円の下落
100万円5万円の下落
1,000万円50万円の下落
3,000万円150万円の下落

同じ5%の下落でも、投資額が大きくなるほど、実際の下落額は大きくなります。

新NISA29か月目の評価額は、すでに1,100万円を超えています。

そのため、今後は1日や1週間の値動きでも、数万円から数十万円単位で増減することもあると思います。

資産が増えるほど、値動きの金額も大きくなる。

この感覚には、少しずつ慣れていく必要があると感じています。

S&P500が大きく下落したときの金額イメージについては、こちらの記事でも詳しく整理しています。
S&P500は暴落したらどれくらい下がる?初心者が知っておきたい下落リスク

オルカンとS&P500を両方持っている理由

私は、オルカンとS&P500を両方持っています。

オルカンは、世界中の株式に広く分散できる投資信託です。

一方で、S&P500はアメリカの主要企業にまとめて投資できる投資信託です。

どちらが絶対に正解というより、それぞれの特徴を理解したうえで、両方を持つ形にしています。

ただし、オルカンの中にもアメリカ株は多く含まれています。

そのため、オルカンに加えてS&P500を持つと、結果的にアメリカ株の比率は高くなります。

私の場合は、世界分散のオルカンを持ちつつ、アメリカ企業の成長にも期待する形でS&P500を組み合わせています。

ハリベー

オルカンとS&P500を両方持つと、分散になるのかな?

LCM管理人

ある程度は分散になりますが、S&P500を追加する分、米国寄りになります。そこを理解して持つことが大切ですね。

29か月目で感じたこと

新NISA29か月目を迎えて感じるのは、投資は特別なことをするよりも、淡々と続けることが大切だということです。

今回のように大きく増える月があると、どうしても嬉しくなります。

一方で、相場が悪い月には、評価額が下がって不安になることもあります。

ただ、積立投資では、毎月の結果に一喜一憂しすぎないことが大切だと感じています。

増える月もある。
減る月もある。
思ったより伸びない時期もある。

それでも、無理のない金額で積立を続けていくことが、長期的な資産形成では大事だと思っています。

29か月続けてきたことで、少しずつ投資との距離感もつかめてきました。

最初のころより、日々の値動きに振り回されにくくなってきたように感じます。

ハリベー

投資って、知識だけじゃなくて慣れも大事なんだね。

LCM管理人

かなり大事だと思います。実際に続けてみないとわからない感覚もありますね。

これからも月30万円の積立を続ける予定

今後も、基本的には毎月30万円の積立を続ける予定です。

内訳はこれまで通り、オルカンに15万円、S&P500に15万円です。

ただし、無理をして積み立てるつもりはありません。

生活防衛資金や現金の余力も意識しながら、続けられる範囲で投資をしていきます。

長期投資では、金額の大きさよりも、続けられる仕組みを作ることが大切だと思っています。

相場が良いときだけ積み立てるのではなく、下がったときにも続けられるか。

この点を意識しながら、今後も運用実績を記録していきます。

投資を続けるうえで、現金をどれくらい残すかはとても大切です。
株と現金の比率はどう決める?生活防衛資金の考え方

今日できる小さな一歩

これから新NISAを始める人や、すでに積立投資をしている人は、自分の評価額が下がったときの金額を一度確認してみるのがおすすめです。

たとえば、今の評価額に対して、

  • 10%下がったらいくら減るか
  • 20%下がったらいくら減るか
  • 30%下がったらいくら減るか

を計算しておくと、下落時の心構えがしやすくなります。

投資では、増えることだけを考えがちです。

しかし、長く続けるためには、下がったときにどう感じるかを事前にイメージしておくことも大切です。

まとめ

今回は、新NISA29か月目の運用実績を公開しました。

2026年5月10日時点の結果は、以下の通りです。

  • 投資元本:870万円
  • 評価額:11,526,129円
  • 評価損益:+2,826,129円
  • 損益率:+32.48%
  • 毎月の積立額:30万円
  • オルカン:毎月15万円
  • S&P500:毎月15万円

28か月目と比べると、投資元本は30万円増え、評価額は約126.7万円増えました。

含み益も約96.7万円増加し、29か月目は大きく回復した月となりました。

ただし、今回の結果が良かったからといって、今後も同じように増え続けるとは限りません。

相場は上がることもあれば、下がることもあります。

大切なのは、短期の結果だけで判断せず、無理のない範囲で続けることだと思っています。

これからも、オルカンとS&P500への積立を続けながら、新NISAの運用実績を記録していきます。

※この記事は、私自身の運用実績と考え方を紹介するものであり、特定の商品や投資行動をすすめるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。実際に投資をする際は、ご自身の家計状況やリスク許容度に合わせて判断してください。