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※投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身で行ってください。

※本記事は筆者個人の運用実績であり、特定の金融商品を推奨するものではありません。

新NISAで投資を始めて、32か月目になりました。

私は現在、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)へ、それぞれ毎月15万円ずつ積み立てています。合計の積立額は毎月30万円です。

今回は、2026年8月8日時点の運用実績を公開しながら、31か月目との比較や、積み立てたのに含み益が少し減った理由、評価額が大きくなって感じていることをまとめます。

新NISA32か月目の運用実績

2026年8月8日時点の新NISA運用実績は、以下のとおりです。

投資元本960万円32か月 × 毎月30万円
評価額1,311.9万円13,118,529円
評価損益+351.9万円損益率 約+36.7%
区分投資元本評価額評価損益損益率
成長投資枠640万円約874.6万円約+234.6万円約+36.7%
つみたて投資枠320万円約437.3万円約+117.3万円約+36.7%
合計960万円約1,311.9万円約+351.9万円約+36.7%

※金額は2026年8月8日の証券口座画面をもとに集計し、本文では見やすさを優先して万円単位に丸めています。

32か月目時点で、投資元本は960万円、評価額は13,118,529円となりました。評価損益は+3,518,529円です。

評価益が350万円を超えているため、数字だけを見るとかなり順調です。ただし、この利益は売却して確定したものではありません。相場や為替が動けば、明日には増えることも減ることもあります。

好調な結果は、自分の投資判断だけで生まれたものではありません。
相場環境や為替に恵まれた影響も大きいため、含み益が増えたときほど冷静に見ておきたいと思っています。

31か月目との比較|評価額は約27.6万円増加

前回の運用実績は、新NISA31か月目の運用実績で公開しています。

項目31か月目32か月目増減
投資元本930万円960万円+30万円
評価額約1,284.3万円約1,311.9万円約+27.6万円
評価損益約+354.3万円約+351.9万円約−2.4万円
損益率約+38.1%約+36.7%約−1.4ポイント

今月は30万円を追加で積み立てましたが、評価額の増加は約27.6万円でした。追加投資額より評価額の増加が小さいため、含み益は前月から約2.4万円減っています。

「30万円積み立てたのに、評価額は30万円増えていない」と見ると残念に感じるかもしれません。しかし、投資信託は毎日値動きします。積み立てていても含み益が減る月や、評価額そのものが前月を下回る月はあります。

積立額と評価額の増加は、同じにはなりません。
「投資元本がいくら増えたか」と「相場による含み益がどう動いたか」を分けて見ると、結果を落ち着いて理解できます。

銘柄別の運用実績

成長投資枠とつみたて投資枠を合算すると、銘柄別の運用実績は次のとおりです。

銘柄投資元本評価額評価損益損益率
オルカン480万円約659.0万円約+179.0万円+37.29%
S&P500480万円約652.8万円約+172.8万円+36.00%
合計960万円約1,311.9万円約+351.9万円約+36.7%
元本と評価益を分けて比較
オルカン損益率 +37.29%
投資元本480万円
評価益179.0万円
評価額659.0万円
S&P500損益率 +36.00%
投資元本480万円
評価益172.8万円
評価額652.8万円
現在の差
評価額:オルカンが約6.2万円上 損益率:オルカンが約1.29ポイント上

32か月目は、オルカンの評価額が約659.0万円、S&P500が約652.8万円でした。損益率はオルカンが+37.29%、S&P500が+36.00%で、現時点ではオルカンが約1.29ポイント上回っています。

ただし、これは2026年8月8日時点の結果にすぎません。短期間の差だけを見て、どちらが将来も有利かを判断することはできません。

毎月30万円の積立は継続中

32か月目も、これまでと同じ配分で毎月30万円の積立を継続しました。

オルカンS&P500合計
つみたて投資枠5万円5万円10万円
成長投資枠10万円10万円20万円
合計15万円15万円30万円

毎月30万円は、一般的にはかなり大きな積立額です。誰にでもおすすめできる金額ではありません。私の場合も、生活費とは別に現金を確保したうえで、自分の家計に合わせて設定しています。

大切なのは、同じ30万円を目指すことではなく、相場が下がっても生活を圧迫せず、長く続けられる金額にすることです。月1万円でも3万円でも、途中でやめずに続けられる金額なら十分意味があります。

成長投資枠の運用実績

成長投資枠では、オルカンとS&P500にそれぞれ320万円ずつ投資しています。

銘柄投資元本評価額評価損益損益率
オルカン320万円4,393,412円+1,193,412円+37.29%
S&P500320万円4,352,258円+1,152,258円+36.00%
合計640万円8,745,670円+2,345,670円約+36.7%
新NISA32か月目の成長投資枠。オルカン評価額439万3412円、S&P500評価額435万2258円。
2026年8月8日時点の成長投資枠(筆者の証券口座画面)

成長投資枠全体では、元本640万円に対して評価額は約874.6万円、評価益は約234.6万円です。

名前に「成長」と付いていても、枠そのものが高リスクという意味ではありません。私の場合は、つみたて投資枠と同じ2本の投資信託を購入しています。実際の値動きは、どの枠を使うかよりも、何を買うかで決まります。

つみたて投資枠の運用実績

つみたて投資枠では、オルカンとS&P500にそれぞれ160万円ずつ投資しています。

銘柄投資元本評価額評価損益損益率
オルカン160万円2,196,712円+596,712円+37.29%
S&P500160万円2,176,147円+576,147円+36.00%
合計320万円4,372,859円+1,172,859円約+36.7%
新NISA32か月目のつみたて投資枠。オルカン評価額219万6712円、S&P500評価額217万6147円。
2026年8月8日時点のつみたて投資枠(筆者の証券口座画面)

つみたて投資枠全体では、元本320万円に対して評価額は約437.3万円、評価益は約117.3万円です。

どちらの枠でも同じ投資信託を同じ比率で購入しているため、損益率はほぼ同じです。「つみたて投資枠だから値下がりしにくい」というわけではなく、オルカンやS&P500が下がれば、どちらの枠でも評価額は下がります。

積み立てたのに含み益が減る月もある

32か月目の特徴は、投資元本が30万円増えた一方で、含み益が約2.4万円減ったことです。

積立投資を始めたばかりのころは、「毎月積み立てれば、資産も同じように右肩上がりになる」と感じやすいかもしれません。しかし実際には、追加した元本と、保有している投資信託の値動きが同時に評価額へ反映されます。

自分で増やした部分今月の積立 +30万円

毎月の積立設定によって、投資元本は確実に増えました。

相場で動いた部分含み益 約−2.4万円

保有商品の値動きにより、前月までの含み益は少し減りました。

今月のような小さな減少もあれば、含み益が数十万円増える月や、反対に大きく減る月もあります。毎月の結果に一喜一憂せず、投資元本と評価損益を分けて記録することが、長期投資を続けるうえで役立ちます。

評価益351万円は、どこまで下落に耐えられる?

含み益が約351.9万円あると安心感はあります。元本割れまで距離がある状態は、いわゆる「含み益バリア」のように感じます。

ただし、評価額が1,300万円を超えると、同じ下落率でも金額の動きは大きくなります。現在の評価額から単純に下落した場合は、次のようになります。

下落率下落額の目安下落後の評価額元本との差
10%下落約131.2万円約1,180.7万円約+220.7万円
20%下落約262.4万円約1,049.5万円約+89.5万円
30%下落約393.6万円約918.3万円約−41.7万円

20%下落しても計算上は元本を上回りますが、30%下落すると評価額は約918.3万円となり、現在の元本960万円を下回ります。含み益が350万円あっても、大きな暴落が来れば元本割れする可能性は残っています。

生活防衛資金があるから、値下がりしても続けやすい

私が毎月30万円の積立を続けられている理由のひとつは、投資とは別に生活防衛資金を残していることです。

急な出費に使える現金がなければ、相場が下がっているときに投資信託を売らなければならないかもしれません。私は心配性な面もあるため、投資効率だけを追うのではなく、自分が安心して持ち続けられる現金を確保しています。

現金は「投資できていないお金」ではありません。
暴落時に慌てて売らず、積立投資を続けるための土台として役立ちます。

32か月目で感じたこと|増えない月も記録する意味がある

運用実績の記事では、含み益が大きく増えた月のほうが目を引きます。しかし、今回のように30万円積み立てても含み益が減る月も、積立投資の実際を伝える大切な記録だと思っています。

良い月だけを切り取ると、投資は簡単に増え続けるように見えてしまいます。実際には、上がる月、下がる月、ほとんど動かない月を繰り返しながら、少しずつ投資元本が積み上がっていきます。

含み益が前月より減ったからといって、積立方針を変える予定はありません。生活や収入に大きな変化がなければ、短期の値動きではなく、長期で続けられるかを基準に考えます。

これからもオルカンとS&P500を半々で続ける予定

今後も、オルカンとS&P500を半分ずつ積み立てる方針を続ける予定です。

理論上は、米国株を多く含むオルカンとS&P500を両方持つことで、米国への比重が大きくなります。それでも私の場合は、どちらか一方に決め続けるより、半分ずつ持つほうが納得して続けやすいと感じています。

短期間で成績が良かったほうへ乗り換えるのではなく、自分で決めた方針を守りながら、家計や投資目的が変わったときに改めて見直します。

今日できる小さな一歩

これから新NISAを始める方は、私と同じ金額や配分をまねする必要はありません。まずは次の順番で考えると、無理のない形を作りやすくなります。

1

生活防衛資金を確認する急な出費があっても投資商品を売らずに済む現金を残します。

2

続けられる積立額を決める月1万円など、家計を圧迫しない金額から始められます。

3

投資信託の中身を知る名前や過去の成績だけでなく、投資先・リスク・コストを確認します。

4

毎月ではなく長期で見る積立設定後は短期の値動きだけで方針を変えないようにします。

まとめ|32か月目も、短期の値動きで方針を変えない

投資元本960万円
評価額約1,311.9万円
評価損益約+351.9万円
損益率約+36.7%
前月からの評価額増加約+27.6万円
前月からの含み益増減約−2.4万円

32か月目は、元本960万円に対して評価額が約1,311.9万円、評価益が約351.9万円となりました。とてもありがたい結果ですが、含み益は前月から約2.4万円減っています。

積み立てても毎月きれいに増えるわけではありません。それでも、生活防衛資金を残しながら、オルカンとS&P500へ無理のない範囲で積み立てを続けます。

32か月目も、やることは変わりません。良い月も悪い月も記録しながら、長期目線で市場に居続けることを大切にしていきます。

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最初から大きな金額を投資する必要はなく、まずは少額から始められる環境を整えておくことが大切です。
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